Sakura01のBluetooth機能について

こちらも外部接続機器を検討している方の参考になればと思いまして、取説P.98に記載しています「Sakura01のBluetooth接続環境」をまとめて置きます。

ちょっとマニアックになりますが！「A2DP」の仕様のお話。

■ A2DPの技術仕様

　A2DPは、技術的には、BluetoothのACL（Asynchronous Connectionless link・非同期接続）チャネルで、、ということになります。

　Bluetoothのプロファイル群には、いくつかの種類がありますが、A2DPは、車載機器向けやAV機器向けに定められたプロファイルの1つです。Bluetooth 1.0では13種類のプロファイルが用意されていましたが、それらではカバーできない仕様を追加するために、バージョン1.1のプロファイルが2001年から順次リリースされました。

　その中でもA2DPは、Audio/Videoプロファイル群に含まれます。他のAudio/Videoプロファイルとしては、AV機器のリモートコントロール用の「AVRCP」、テレビ電話や音声付画像のストリーミング配信用の「GAVDP」なども含まれています。

　A2DPプロファイルは、基本プロファイルであるSPP（シリアルポートプロファイル）などの上に作られるプロファイルで、音声データはコーデックを利用して圧縮転送されます。コーデックとしては、「SBC（SubBand Codec）」が必須とされ、そのほかに「MPEG-1 オーディオ」「MPEG-2/4 AAC」「ATRAC」もオプションとして利用できます。

　つまり、SBC対応のワイヤレスヘッドセットが、オプションでMPEG-1 オーディオに対応していれば、MPEG-1規格の1つであるMP3をそのまま無線で受信して再生できる、ということになります。これらのオープンになっているコーデックのほかにも、メーカー独自のコーデックも使用可能と、A2DPは柔軟な構造になっています。

　標準コーデックである「SBC」は、オランダのフィリップス社が開発した方式です。伝送環境の悪化に強く、計算量が少ない圧縮・再生方式であり、またロイヤリティーフリーのオープンな規格である、という特徴があります。

引用先：ケータイ用語の基礎知識 第259回：A2DP とは

この解説からわかる通り。

Sakura01は、音楽再生用プロファイル「A2DP」を採用しているため、外部マイクまでの機能が無いといった感じです。専門用語なのでさすがに詳しい方じゃないとわからないですよね(*´ω｀*)

外部マイク対応のプロファイルは、「HSP（音声入出力を行なう用）」あたりになると思いますが、機器を購入時にここまでの詳細を掲載していないケースのほうが多いので、覚えなくても良いと思いますよ。

ちなみに、Lei05対応の外部音声電源ユニット「OP-ADP02」をSakura01でも利用できますので、Lei05で外部音声環境を整えた方は、レイたん本体を入れ替えればそのまま外部音声を楽しめるのはありがたいですね！　Bluetooth接続のほうが便利ですけど(/ω＼)

Sakkura01をより楽しみたい方は、こういう外部音声関連にも入門してみてくださいな(・x・)ノ

【Lei06／Lei05／Sakura01専用】音声外部出力付き電源ユニット（OP-ADP02）

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